木庭 千色

ぼんやり

スイミーの子供たち

宇宙の話で言うなら、あまりに大きな星は最期を迎える時、超新星爆発を起こしブラックホールが生まれる。 死に際の爆発的な輝きは銀河を越える勢いで、その後は生前に輪をかけた引力で世界に影響を与え続ける。 ぼくが目になるよ。 小...
ぼんやり

別れを惜しむ

新川和江、松岡正剛が死んだ。 羅針盤のような存在が、次々と死んでしまう。 死なないでくれ、と言うことはできない。 死なないでくれ、ずっと導いてくれと思い続けても、願うことはできない。 今年1歳のなる猫が頭を寄せてく...
ぼんやり

スタートラインに立つ日は来ない

いつまで経ってもブログを始める事ができない。何がストッパーになっているのか、という事を考えることさえ馬鹿馬鹿しい。Youtubeを見る時間はあるのだから、書く時間は十分にあるはずだ。そして、文章を批判されるかもという妄想だって烏滸がまし...
ぼんやり

猫の気持ち ネコザブの憂鬱

猫は、iPadを取る手の動きを嫌う。例えもう片方の手が完全に自分の手中にあろうとも、iPadを取ろうとする手の動きから、人間の心が、自分から動いたことを察知するのだ。 今年迎えた4匹目の猫は、これまでの3匹に比べ異様に懐こく、抱かれ...
捨て日記

家具を捨てる

35年生きてきて、引越しの経験があまり無い。大学時代は一人暮らしをしていたけれど、卒業後は実家に戻ったので、大学時代の下宿先に行って、卒業して帰ってきて、の2回。そして今、祖母宅を引き継ぐために長い引越しを徒歩20分の距離で行っている。計...
ぼんやり

雨戸洗い

父から引き継いだ祖母宅の整理と手入れも終わりが見えてきた。屋内が大方、思い通りの形に整ってきたので、外回りの手入れに移行する。 築40年を超えた鉄筋の戸建ては、古民家というには新しく、新しいというにはガタが来ている。10年単位で外壁...
ぼんやり

年一更新の贅沢な遊び

開設して3年。ちっとも更新しないこのブログを、けれども手放すこともできず、野望・妄想ばかりが膨らんでの今日。書かないものだから、今ひとつ使い方もちゃんと理解しきれてないんだよなぁ。 一年更新の契約になっているので、年に一回、このブロ...
ぼんやり

人生を「完璧」なものにする

過去を振り返って、これまでにしてきた選択を思い返すとどうしようも無い後悔に苛まれることがある。 この「どうしようも無い」というのは、文字通りのことで、思い悩んだところで過去を塗り替えることもできず、今から何か付け足すこともできない。...
ぼんやり

いつまで経っても始められないブログの更新。水の入ったコップを倒す。

読書記録のような、そういうものを始めようと思ってブログを開設したのに、書くことよりも読むことを優先してしまう。 今まで幾度となく同じ事を繰り返してきたのに、本当に成長のない事である。 過去の遺産はいずれもパソコンかスマホが有れ...
ぼんやり

はじめまして。ブログのテーマと名前の由来について。

木庭 千色(こば ちいろ)と申します。 関西を拠点に、文学フリマへの出店を中心とした創作活動を行っています。もう少し詳しい自己紹介はプロフィールへどうぞ。 このブログのテーマ 本読書記録を中心に、読んで面白かった本...
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